ネットワークビジネス勧誘の女性の特徴。恋愛を装う手口の見抜き方

マッチングして、すぐに積極的なメッセージが届く。写真は可愛くて、プロフィールも明るく前向き。やり取りは弾むのに、会話がなぜかキラキラした人生や自由な働き方の方向へ流れていく。楽しいはずなのに、どこか引っかかる。もしかして、これは恋愛じゃなくて何か別の目的なんじゃないか。

その違和感は、たいてい当たっています。マッチングアプリには、恋愛ではなくネットワークビジネスへの勧誘を目的にした相手が紛れています。ここで大事なのは、見抜く物差しを相手の外見や積極性に置かないことです。可愛いから怪しい、積極的だから裏がある、という見方は、偏見であるうえに外れます。見るべきは、恋愛なら起きないはずの不自然な行動があるかどうか。二人の関係を進めようとしているのか、それとも集団や仕組みのほうへ連れて行こうとしているのか。ここに、はっきりした違いが出ます。実際に遭遇した人たちの証言をたどりながら、勧誘目的の相手に共通する行動、警戒すべき言葉、恋愛を装うタイプの見抜き方、そして怪しいと感じたときの対処を順に見ていきます。

目次

ネットワークビジネスの勧誘は、外見ではなく行動で見抜く

勧誘目的の相手を見抜くとき、外見や第一印象で判断しようとすると失敗します。魅力的で明るい人が勧誘してくることは珍しくなく、むしろ、感じの良さこそが手口の一部だからです。見極めの基準は、相手がどう振る舞うか、会話をどこへ持っていこうとするかに置きます。

可愛い、積極的、だけでは判断材料にならない

よくある言説に、可愛い女性が積極的にアプリを使っているのは裏がある、出会いに苦労するはずがない人がわざわざ使うのは怪しい、というものがあります。実際、化粧品の勧誘を受けた人が、外見が魅力的でモテそうなのにアプリを積極的に使う点を不自然に感じた、という声もあります。ただ、これを単純に信じるのは危ういところがあります。魅力的な人がアプリを使う理由はいくらでもあり、外見で人を疑うのは偏見にもなる。可愛いことや積極的なことは、それ自体では何の判断材料にもなりません。大事なのは、その先の行動です。魅力に浮かれるのも、魅力ゆえに疑うのも、どちらも判断を誤らせます。

恋愛の脈ありと、勧誘の不自然さは別物

勧誘目的の相手は、一見すると好意的に近づいてきます。積極的なメッセージ、親しみやすい会話。これを普通の脈ありサインと見分けるのが難しいところです。けれど、よく見ると違いがあります。本物の好意は、あなたという個人と二人の関係に向かいます。勧誘の好意は、あなたを別の場所へ連れて行くことに向かう。めちゃくちゃ好意的に近寄ってくる割に、一対一のデートをしたがらない。やたらと夢や成功を強調し、すぐにビジネスの話に持っていく。普通の脈ありとは違って、不自然な点が多いのです。好意の向かう先が、あなた個人なのか、それとも集団や仕組みなのか。ここを見れば、恋愛と勧誘は区別できます。

勧誘目的の女性に共通する、5つの行動パターン

遭遇した人たちの証言を集めると、勧誘目的の相手にはいくつかの共通した行動が見られます。

・異様にポジティブで、テンションが高い
・一対一のデートを避け、仲間を紹介したがる
・やたらキラキラした成功やお金をアピールする
・すぐにビジネスや働き方の話に持っていく
・お付き合いは関係なく、まず友達として、と誘う

自分の相手に当てはまるものがないか、照らし合わせてみてください。

異様にポジティブで、テンションが高い

まず目立つのが、会話全体のテンションの高さです。会話を重ねると異様にポジティブで、キラキラした人生を手に入れたいといった言葉が頻出する。ある人が遭遇した相手は、まさにこのタイプでした。前向きなこと自体は悪くありませんが、それが不自然なほど過剰で、人生や成功を語る熱量が普通の恋愛のやり取りとずれている。これは、キラキラした人生を手に入れることをビジョンに掲げる集団の空気が、そのまま言葉に出ているためです。会話の温度が妙に高く、夢の話が多いと感じたら、一つの目印になります。

一対一のデートを避け、仲間を紹介したがる

これがもっとも分かりやすいサインです。一対一のデートを提案しても、まずは仲間を紹介したいとグループの場を勧めてくる。恋愛が目的なら、二人で会おうとするのが自然です。それを避けて集団の場に誘うのは、あなたと親密になりたいのではなく、あなたを勧誘の場に連れて行きたいから。カフェで少し話した後、尊敬する先輩を呼び出すパターンもあります。二人の関係を進めるのではなく、第三者や集団のほうへ引き込もうとする動きは、恋愛では説明がつきません。デートを一対一でしたがらないのは、決定的な違和感です。

やたらキラキラした成功やお金をアピールする

成功や豊かさのアピールが多いのも特徴です。キラキラした仲間や、稼いでいるアピール、自由な暮らしの話。こうした演出は、この生活を手に入れたいと思わせるための誘い水です。普通の出会いなら、初対面でお金や成功をことさら見せる必要はありません。それが繰り返されるのは、あなたに憧れを抱かせて、その先のビジネスへ引き込む布石になっている場合があります。羨ましいと思わせる話が多いときは、その狙いを疑ってみる余地があります。

すぐにビジネスや働き方の話に持っていく

会話の流れが、不自然にビジネスへ向かうのも目印です。趣味の話から自然に自由な働き方や人脈の大切さに話題が移り、最終的にビジネススクールに興味ありませんかと誘われる。楽しく話していたのに急に商品の話になり、スキマ時間に稼げると誘われた、というケースもあります。恋愛の会話が、いつのまにか働き方やお金の話にすり替わっていく。この話題の移り方に、意図が透けます。会話の行き先が、二人のことではなく、働き方や副業に向かうなら、警戒したほうがいい。

お付き合いは関係なく、まず友達として、と誘う

メッセージ段階での常套句もあります。お付き合いとか関係なく、まずは友達として仲良くなりませんか、という誘い方です。一見、気軽で誠実そうに見えますが、恋愛目的でマッチしたはずの相手が、恋愛を外して友達として近づこうとするのは、目的が別にあるサインのことがあります。恋愛の枠を最初に外すことで、勧誘へのハードルを下げているわけです。この誘い文句が出たときは、その後の展開に注意を向けておくと安全です。

会話に出たら警戒したい言葉

行動パターンと合わせて、会話に出てくる言葉にも目印があります。特定の語彙が増えてきたら、話の方向が変わりつつあるサインです。

・自由、人脈、成功、副業といった言葉が増えてきたら
・ビジネススクール、セミナー、オンラインサロンへの誘い

自由、人脈、成功、副業が増えてきたら

会話の中で、自由、人脈、成功、副業といった言葉が増えてきたら、警戒したほうがいいと言われます。これらは、ネットワークビジネスの勧誘で繰り返し使われる語彙です。自由な働き方、人脈の大切さ、成功する人生、スキマ時間の副業。恋愛のやり取りには、本来あまり登場しない言葉です。こうしたキーワードが会話に混じり始め、しかも頻度が上がっていくなら、相手の関心が恋愛から別の方向へ移っているサインと考えられます。

ビジネススクールやセミナーへの誘い

より直接的なのが、ビジネススクールやセミナー、オンラインサロンへの誘いです。ある人は、相手が通うビジネススクールの話が出て、後でそれが連鎖販売取引のグループへの勧誘だったと分かりました。近年は、セミナーやオンラインサロン、投資や副業を謳った無形のサービスが勧誘の主流になっています。商品の形がはっきりしないぶん、見抜きにくい。学びの場、成長の場、といった前向きな名前で誘われても、そこに連れて行こうとする動き自体が、勧誘のサインになり得ます。

恋愛を装うタイプが、いちばん見抜きにくい

最初からビジネスの話を出す相手は、まだ分かりやすいほうです。やっかいなのは、恋愛を装って近づいてくるタイプです。ここがいちばん見極めが難しく、時間もお金も奪われやすい。

最初は普通の出会いに見える段階がある

恋愛を装うタイプは、初対面では本当に普通の出会いに見えます。ある人は、看護系の専門学校に通うという同い年の女性と会いました。パンケーキ屋で待ち合わせると、写真通りの笑顔で親しみやすい人だった。最初は恋愛目的のように振る舞い、親しみやすい会話を重ねる。この段階では、勧誘の気配はほとんど出ません。だからこそ、相手を信用してしまう。最初が普通に見えることそのものが、このタイプの手口です。感じが良かったから大丈夫、という判断が、かえって危ういのです。

話題が少しずつ将来や働き方にずれていく

見抜く鍵は、話題の移り方にあります。親しみやすい会話を重ねながら、少しずつ将来の夢や働き方の話題に変えていくのが、このタイプの特徴です。最初は趣味や日常の話だったのが、回を重ねるごとに、将来どうなりたいか、今の働き方に満足しているか、といった方向へずれていく。そして、その先にビジネススクールの話が待っている。前述の女性も、この流れで、後に連鎖販売取引のグループへの勧誘だと分かり、現金を払うはめになった人もいました。一度の会話ではなく、話題がどこへ向かって動いているかを追うと、恋愛を装ったタイプも見えてきます。会話のゴールが、二人の関係ではなく働き方に向かっているなら、注意が要ります。

怪しいと感じたときの、具体的な対処

違和感を覚えたら、はっきり行動に移すことが大切です。相手に悪いと思って流されると、時間やお金を失いかねません。

・グループの場や先輩との対面に、応じない
・その場で契約や支払いをしない
・疑わしいと感じたら、距離を取ってかまわない

グループの場や先輩との対面に応じない

仲間を紹介したい、尊敬する先輩に会わせたい、と誘われたら、応じないのが安全です。年上の女性にご飯に誘われてついていったら、有名なネットワークビジネスの勧誘だった、という人もいます。ホイホイついていくと危険だと学んだ、と。カフェで会った後に先輩を呼び出すパターンもあります。集団の場や第三者との対面は、勧誘の圧力がかかる場になりがちです。二人の話だったはずが、別の人が出てくる展開になったら、その場に行かない、あるいは切り上げる判断をしていい。

その場で契約や支払いをしない

もし勧誘の場に居合わせてしまっても、その場で契約したり支払ったりしないことが肝心です。現金を払うはめになった人もいる、という証言が示す通り、勢いや空気に押されて、その場でお金を出してしまうのが被害の入り口です。どんなに良さそうに聞こえても、その場で決めない。持ち帰って冷静に考える、家族や友人に相談する。即決を求められること自体が、警戒すべきサインです。時間を置けば、たいていの誘いは冷静に断れます。

疑わしければ、距離を取ってかまわない

違和感を覚えたら、距離を取ることに罪悪感を持たなくていいです。実際、会話が盛り上がったところで化粧品を勧められてすぐブロックした人、会った直後にマルチを持ちかけられて連絡を絶った人がいます。話のネタにはなったが時間を無駄にした感覚が残った、という声もあります。恋愛目的で出会ったのに勧誘を持ちかけてきた時点で、相手はあなたを個人として見ていません。そういう相手に、丁寧に対応し続ける義理はありません。怪しいと感じたら、はっきり断り、必要ならブロックする。自分の感覚を信じて距離を取ることが、時間とお金を守ります。

よくある質問(FAQ)

ネットワークビジネスの勧誘をする女性には、どんな特徴がありますか

異様にポジティブでテンションが高い、一対一のデートを避けて仲間を紹介したがる、成功やお金をアピールする、すぐにビジネスの話に持っていく、といった行動が共通します。好意が自分個人ではなく、集団や仕組みのほうへ向かうのが特徴です。

可愛くて積極的な女性は、勧誘目的を疑うべきですか

外見や積極性だけで疑うのは偏見であり、判断も外れます。魅力的な人がアプリを使う理由はさまざまです。見るべきは行動で、一対一を避ける、すぐビジネスの話になる、仲間に会わせたがるといった、恋愛では不自然な動きがあるかどうかで判断します。

恋愛の脈ありと、勧誘の見分け方は何ですか

好意の向かう先を見ます。本物の好意はあなた個人と二人の関係に向かいますが、勧誘の好意はあなたを別の場所へ連れて行くことに向かいます。二人で会おうとするか、集団や先輩のほうへ引き込もうとするかが分かれ目です。

会話でどんな言葉が出たら警戒すべきですか

自由、人脈、成功、副業といった言葉が増えてきたら注意です。加えて、ビジネススクールやセミナー、オンラインサロンへの誘いが出たら警戒したほうがいいです。近年は投資や副業を謳った無形のサービスが勧誘の主流になっています。

恋愛を装った勧誘は、どう見抜けばいいですか

話題の移り方を追います。最初は普通の会話でも、回を重ねるごとに将来の夢や働き方の話へ少しずつずれていき、その先にビジネスの誘いが待っています。会話のゴールが二人の関係ではなく働き方に向かっているなら注意が必要です。

勧誘されたと気づいたら、どう対処すればいいですか

仲間や先輩との対面には応じず、その場で契約や支払いをしないことが肝心です。即決を求められても持ち帰って冷静に考えます。疑わしければ距離を取り、必要ならブロックしてかまいません。丁寧に対応し続ける義理はありません。

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この記事を書いた人

恋活・婚活メディアに6年間携わり、これまで2000件超の相談・体験談に向き合ってきた。実際の相談から得た経験を武器に、アプリ選びで迷っている方も、もう何度もやめようと思った方もここでの一記事が、あなたの出会いを少し前に進めるきっかけになればうれしいです。

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